栽培・飼育観察などの記録型ブログ
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「悪者」という言い方に「?」と感じてしまうのは私だけなんでしょうかね。

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確かに、今あるものが善であり、他所から来た(持ち込まれた、運ばれた等々)は悪で排除しなければならないという、極端な考えについて、疑問を投げかける著者の考えは理解できる。

たくさんの事例を挙げて、外来種は単純に悪者とは言えない、生物多様化に貢献している部分も多々あるのはわかるが、在来種が絶滅することについて、減った種より、新たに増えた種の方が多いという単純に種類が増えればそれで良いのかという疑問については、何も語られていない。絶滅してしまう運命だったと言うことか? 

琵琶湖の場合、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚がしばしば問題にされ、駆除に多額のお金が使われている。著者によれば、そんなことは無駄遣いでしかないという。外来水草の除去もやっているが、ほとんど効果無い。

在来魚が減っているのは外来魚が原因と言っているが、そもそも外来魚がいなくても環境汚染(破壊)で在来魚は減っていたのではないか、具体的に外来魚による被害(額)はどうなのか検証されたデータというものがほぼ無いに等しいと書かれている。

それは確かに言えることであるが、在来魚で生業をたてている漁業関係者にとって在来種が絶滅することは、仕事を奪われることになるのだが、著者はそんなこと知ったことではないとも受け取れる。フナの代わりにブラックバスで生計を立てていけばよいとも感じられるが如何なものか?

何が何でも在来種のみを維持していけばよいとは思わないが、少し疑問が残る内容だと思いました。

自然はバランスの上に成り立っているように思いがちですが、バランスを保って水平に止まった状態ではなく、常に左右に振れている状態であることは、認識しておくべきことだと思います。

良くも悪くも、いろいろと考えること、思うことがある本です。
2016/09/18 12:14 未分類 TB(-) CM(0)
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