栽培・飼育観察などの記録型ブログ
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しろたん.

Author:しろたん.
気力の衰えにより、最近は植物中心で、生き物飼育はほとんど無くなりました。
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 今日はピパピパの仲間うち小型のピパパルヴァについて、産卵からオタマジャクシ誕生までの様子を紹介したいと思います。

 ピパパルヴァはドワーフピパとかマメピパとも呼ばれているコモリガエルの仲間ではもっとも小型の部類のカエルです。足の指の内2、3本の内部にはアフリカの近縁種アフリカツメガエルと同様に爪があります。また、ピパ属の特徴である前足の指先の星型の突起物は4つの突起物のうち2本だけが明らかに長く伸びています。この特徴により他の小型種と区別されます。原産地はベネズエラとコロンビアの国境にある乾地性の湖、マラカイボ湖あたりです。乾季は泥の中に隠れて過ごし、雨季になると150個程の卵を産むそうです。幼体は1ヶ月~から2ヶ月の間だけ母親の背中の中で過ごし、オタマジャクシの状態で、巣立つということでした。その後、5~8ヶ月で性成熟し繁殖可能となるそうです。

 以上がピパパルヴァに関する一般的に解説されている内容です。今回は私が経験したピパパルヴァの繁殖経験をレポートしてみたいと思います。最初にお断りですが、私は未熟なため幼生が子カエルになるまでは育てられませんでした。また、私の事例は特殊なケースかもしれませんので一事例として参考にしていただければ幸いです。

 ピパと言えばまずはピパピパのあの奇妙な繁殖行動が有名ですよね。私も非常に興味深いと感じており、それを目の当たりにしてみたいものだと常々思っていました。しかし、ピパピパは6月16日の「ピパピパ繁殖の必要水深について」にも書いているようにかなり大がかりな飼育設備が必要だろうということで、小型のピパでもっと小さな飼育設備での繁殖可能なものはいないかと探してピパパルヴァというのがいることを知りました。ピパパルヴァはオタマジャクシで出てくるので、子ガエルでハッチしてくるピパピパの方があとが楽そうですがとりあえずピパパルヴァに挑戦です。

 早速2ペア購入し、エサは赤虫とイトミミズを中心に固形飼料やミルワーム、弱らせたメダカなど出来る限り世話をして何ヶ月か経過したある日、ついに1ペアが産卵したのでした。残念ながら産卵行動自体は見られませんでしたが、朝方に産卵したようでまだ卵が背中に付着したてのような状態でした。ちなみに卵は70~80個くらいだったと思います。
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    ※ 卵を背負ったメスとオスのピパパルヴァ

 何個かの卵は背中から落ちたか、うまくオスが背中に押しつけなかったのか水槽の底に落ちていましたので、細心の注意を払いながらスポイトで吸ってメスの背中に押しつけるとうまくひっついてくれました。卵か背中かどちらかに粘着性物質があるのでしょう。逆にまだ沈みきっていない卵はメスが勢いよく泳いだりすると背中から落ちてしまうものもありました。何回も拾っては背中につけてやりました。数時間もすると生み付けられた卵は背中へとめり込むように沈んでいきました。

 次の朝には完全に卵はメスの背中に埋もれて、卵のところが赤い点のように見えます。幼生は早くて1ヶ月後にハッチしてくるものだと思っていたのです。しかし、なんと言うことでしょう! 産卵から2週間後です。水槽の底で何やらうごめくものがいるではありませんか! 水槽にはピパパルヴァしかいないのですから、もちろんオタマジャクシです。オタマジャクシがメスの背中からハッチしてきたのです。見つけ次第熱帯魚用産卵箱に回収しましたが、回収できたのはわずかに8匹でした。そのうち7匹は、まだ卵嚢が完全に吸収されていない状態でした。完全にオタマジャクシとして独り立ちできる状態だったのは、たった1匹だけでした。かなりのものは親に食べられてしまったのではないかと考えられます。
2006062406.jpg
    ※ 背中に赤い点々と見えるのが卵が背中に沈んだところです。

 オタマジャクシはアフリカツノガエルのそれとよく似た感じで体長約1㎝くらいでした。ひげはありませんでしたが…。さあ、オタマジャクシは出てきましたが、ピパパルヴァのオタマジャクシの育て方を知りません。どうしたものか、草食性なのか肉食性なのか雑食性なのかさっぱり判りません。とりあえず、アフリカツメガエルに似ているから植物性のエサがいいかと、プレコのエサをすり鉢で非常に細かくすってやってみたり、ひょっとして動物質の方がいいのかもと考えてヒカリのパピィという熱帯魚の稚魚用資飼料をやってみたりしました。いずれも少しずつついばんでいるように見えます。これでしばらくの間、様子を見てみるしかありませんでした。

 まだすべての卵からハッチしたわけではなさそうです。しっぽだけメスの背中から出ているものもいます。しっぽをスポイトでさわるとぴくぴくと動かしています。こんな感じで出てくるものなのかうまく頭からハッチ出来ずに苦しんでいるのかは判りません。
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  ※ 背中にピンとしっぽだけ出ている様子

 ハッチ確認から2~3日後にはすべての卵がハッチもしくは駄目になったようで卵のところが赤い点のようだったのが、今では白くなっています。
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 ※ ハッチ完了して背中の赤い点々だったところが今は白に変わっている。

 ハッチから3日目には卵嚢が残っていたオタマジャクシは全滅しました。完全な形で出てきたオタマジャクシはその後もしばらく生きていましたが、残念ながら10日くらいでこちらも死んでしまいました。ちなみに繁殖したメスも産後の肥立ち?がよくなかったのか後を追うように死んでしまいました。
2006062403.jpg
2006062401.jpg

 ※ これがピパパルヴァのオタマジャクシです。

 以上がピパパルヴァの中途半端な記録です。

 この経験から、以下の事を学びました。

① 確実にオタマジャクシを確保するためには常時観察している必要がある。かな
 り目の粗い網などをつかった大きめの産卵箱でハッチしたオタマジャクシが食べ
 られないようにする工夫が必要である。

② オタマジャクシのキープ、特に初期の給餌が難しそうなので、そのあたりの飼
 育法を確立する必要がある。アフリカツメガエルやヒメツメガエルあたりの方法
 が使えるのではないかと思われる。

③ ピパピパの場合もそうらしいが、メスの背中から落ちてしまう(文字通りの落
 下という意味と駄目になるという意味の落ちるの両方の意味が含まれる)ことが
 あるらしいので、メスを驚かすような事のない落ち着いた環境が必要である。

 誰か、ピパパルヴァのオタマジャクシをうまく育てることの出来た人がいらっしゃいましたら、ご一報ください。
2006/06/24 22:42 カエル TB(-) CM(0)
 私の場合、朝少し早く職場に来て水替えをするのが日課です。

 水棲ガエルのピパピパがLLプラケ(40㎝水槽相当)に、バジェットがL水槽(40㎝水槽)にいるので毎朝バケツ(7リットルバケツ)でそれぞれ2杯ずつ水替えしています。

 どちらの水槽も水量が23リットル位で水位は約80%程度ですから実質水量は18リットルくらいになります。バケツの容量も7リットル表示ですが実際には6リットルくらいでしょう。と言うことで、18リットルのうち12リットルの水替えをしますので水槽の2/3近い水量を換えていることになります。

 基本的にはフン、脱皮などの目に見える固形物の除去と尿として排出されるアンモニアの除去が目的です。目に見える固形物は簡単に除去できるのですが、問題はアンモニアです。水中棲カエルや浅い水を張って飼うことの多いツノガエルは結構排尿量があります。まあ、取り込みすぎた水分を出しているだけかもしれませんけどね。と言うのは、ツノガエルについては水槽を週一回丸洗いしているのですが、その時プラケに待避してもらうとジャージャーと出すんですよ。バジェットも結構出します。また、ピパピパの場合はエサ用メダカが大量(多いときで100匹)に同居していますのでそちらからのアンモニアもバカにならないと考えられます。

 海外のホームページには慎重なアンモニア濃度のモニタリングが必要であると書いてあるところもあります。でも一般のカエル愛好家がアンモニア濃度まで毎日測定はしないでしょう。多頭飼いしていれば別ですが。

 私の場合、外部フィルターも設置しているのでそれほど頻繁に水替えしなくても大丈夫だとは思います。しかし、土日には何も世話できない分、平日は出来るだけ世話をしてやろうという思い、日々の観察を怠らず長期飼育のモチベーションの維持などを目的に日課としています。

 今の時期、水道水の水温が水槽内の水温とさほど差がないのでそのまま使用しいてますが、冬場は水温を合わせるのにお湯を使う必要があって結構大変です。
image5085158.jpg
2006/06/23 21:55 カエル TB(-) CM(0)
今日はバジェットについて書きます。
紋様が黄色いから「イエモン」です。
image7186872.jpg

紋様がオレンジっぽかったので「オレモン」です。
image8809012.jpg

 バジェット達は通称L水槽(40㎝水槽)で水深約20㎝にして飼っています。一般的には底に両足が着いて顔が水面に出せるくらいの水深と言われることが多いです。しかし、最近は水深をもっと深くして飼育する方法をとる人が増えているような気がします。深いとカエルにストレスがかかるのではないかという意見もありますが、私個人の意見とすれば、ある程度深い方が望ましいのではないかと考えます。
その理由として、
① レプファイルVol.1地上性カエル15ページの子ガエルの写真でもそこそこの深さがある。
② 現地での生息状況でも足が着くくらいの水深しかないということはあり得ない。
③ 深いと水底から水面に顔を出すまで必死になって足を動かすため、運動不足解消(肥満解消?)の一助となる。
④ 水中内でのバジェットの様子がよく観察できる。                       
⑤ 水深が深いということは、すなわち水量が多いということである。よって水質維持がしやすい。(水深が浅ければ全部水替えが簡単に出来るともいえますが)

①、②は多分そうだろうということだけです。③、④、⑤については私自身が感じたことです。バジェットは昼間もよく動き回るので見ていて楽しいし飽きません。水面まで必死に足をキックして上昇する様子や、水草が揺れたのをエサと思ったのか思いっきりくわえてた後、水草だとわかってまずそうに口から出す様子、何がおもしろいのか流木に噛みついてみたり、給排水パイプにアタックしたりと個人的には一番おもしろいカエルだと思っています。
 ちなみに③のバタ足の動画を添付してますので時間のある方はご覧ください。

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2006/06/20 23:38 カエル TB(-) CM(0)
 毎週月曜日は、ベルツノガエルとクランウェルツノガエルを飼っている20㎝キューブ水槽を丸洗いします。
image710520.jpg
 上の写真はベルです。ハイドロボールを4㎝ほど敷き詰めていますが、ご覧のとおり、完全にハイドロボールの中に潜っています。頭の部分まで本来はハイドロボールがのっているのですが、それでは写真を撮ってもどこにいるのか判らないので、頭の部分を少しだけどけてみました。
 下の写真はクランです。こちらは熱帯魚用のブラックサンドで角の取れたカエルの体にも野菜ものを使用しています。
 クランもほぼ完全に砂の中に潜っています。
image4690928.jpg

こうしてみると、ツノガエルというのは地上棲ガエルと言うよりも、半地中棲ガエルと言った方がいいかもしれないと思う今日この頃です。

 完全に潜っているようで実は待ち伏せタイプのカエルなので、よく見ると目だけわずかに見えていることがあります。

 ところで、レプファイルVol.1地上棲カエルにバジェットが載っているのは何故? どうせなら水中棲カエルを出してほしいな~。
2006/06/19 23:33 カエル TB(-) CM(0)
 皆さん、カエルをどこで飼っていますか?
 
 ほとんどの人は自宅だと思います。まあそれが普通でしょう。それには当然家族の理解(了解)が必要です。その点では独身者は気にせずに飼育できるのでうらやましいですよね。

 私の場合は理解が得られず(?)、やむなく職場のデスク上に水槽を置いて飼育しています。(下の写真がそうです。)

 本来はだめなんでしょうが(当たり前!)、今の職場では私が一番の古株ということもあってか一応見て見ぬふりをしてくれています。もちろん勤務時間中は仕事に専念ですが……。

 朝少し早く職場に来て水替えをするのが日課です。給餌は基本的に昼休みにしています。本来カエルは夜行性なのでしょうが、バジェットもツノガエルも昼間の給餌で何ら問題なく食べてくれます。ピパピパだけはまだ人工飼料に餌付いていない(何とか人工飼料に餌付かないか研究中)のでメダカを水槽内に投入しておいて、少なくなったら補充するようにしています。夜中に食べているので、朝に水替えしながら観察するとお腹が一杯になってふくらんでいるのがわかります。

 自宅で飼っている人は休日以外は昼間の様子を見ることは少ないでしょう。逆に私は夜中の様子を見ることは少ないです。(不景気で夜遅くまで残業することもほとんど無いですから。)また、土日はカエルたちに会えないのが寂しくもあります。

 ご覧のとおりデスクの上にバジェットとピパピパ、サイドの書類ラック中段にベルとクランの20㎝キューブ、その下に45㎝エサ用メダカ水槽を、そしてデスク下にエサ用としてデュビアのプラケを隠してあります。
image1350818.jpg

ちょっと、愚痴っぽい小ネタでした。
2006/06/17 23:31 未分類 TB(-) CM(0)
 ピパピパの繁殖に必要な水深はどれくらいなのだろうといろいろ情報収集しましたが、日本のHPでは見つからず、海外のとあるホームページ(http://people.qualcomm.com/ntenny/pipa-article.html)でやっと見つけました。
 それによると、18インチ(約45㎝)の水深で成功したが、これは特別なケースであり、一般的には3フィート(約90㎝)が必要であると記述されていました。
 そのため、大型プラスチックのゴミバケツをきれいに洗って産卵に使うということでした。背中に卵を背負ってしまえば、普段飼育の水槽に戻してよいらしいです。
 日本でもピパピパなペエジ(http://www003.upp.so-net.ne.jp/pipapipa/)では産卵まではしたことがあるらしいですが具体的な飼育環境がわかりません。やっぱりカエルまではいかなかったのか? その後の記述はありません。2003年以降更新されていないので立ち消えなんでしょうか。
 ピパピパを飼育している人はどれくらいいるんでしょうかね。飼っている人はそれなりにいると思うのですが、ホームページを検索しても2006年6月現在で明らかに飼育しているとわかるのはごくわずかです。その一つが私のブログと言うことになりますが……。
 ピパピパは飼っていても水底でじっとして待ち伏せし、獲物を一飲みにしてしまう捕食のダイナミックさはありますが、「あの」繁殖行動以外には変化に乏しいことがあげられるのかもしれません。このあたりツノガエルと共通する部分です。しかし、ツノガエルは飼育者がピンセットなどで給餌してあげる楽しみ?がありますが、ピパピパはそれもほとんど無いんです。
 ハワイのホノルル動物園のホームページ(http://www.honoluluzoo.org/surinam_toad_gallery.htm)に背中に卵を背負っているのや、1.5㎝くらいの子ガエルなど写真があります。また、高知県立のいち動物公園でも繁殖した?というニュースも聞いています。やはり動物園や水族館は圧倒的な水槽規模での飼育環境と素人のレベルとの差を見せつけられてしまいます。

現在、水深は約23センチです。
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2006/06/14 11:31 カエル TB(-) CM(0)
 水中棲カエルというのは一生を水中で暮らすわけですが、水底でじっとしているものもいれば水中をあわただしく動いているもの、水面でぼーっとしているものなど色々です。

 ピパの仲間というのは水底にいることが多く、特にピパピパは物陰に隠れてじっとしたまま動かないため、たまに「生きているのか?」と思う事があります。
image5517341.jpg
                  (ピパピパ水槽全景)                                                                                     
 ちょっと時間があったので、1回の息継ぎでどれくらいの時間水中にいるものか測ってみました。そうすると、短いときで3分前後、普段じっとしているときはなんと30分も潜っていました。うちのピパピパは現在約6㎝の子供ですがこんなに長時間だとは思いませんでした。

 バジェットはどれくらいかと計測してみると、だいたい2~3分でした。バジェットの性格と運動量からするとそんなに水中にじっとしていることが出来ないんでしょう。ちなみに私は3分が限界でした。
 右の写真では左の区画のバジェット君は水面でぼ~っと、右の区画のバジェットさんは水底で隣をじっと見ています。のんびりした情景です。
image9752743.jpg
2006/06/13 23:23 カエル TB(-) CM(0)
今日はピパピパの身体測定をしました。

お迎えしてからそれほど経っていないのですが、一応測ってみます。
体長約6㎝、体重約13gでした。以前より1㎝大きくなり、3gほど増えました。
image8693439.jpg

写真上がオスで下がメスです(たぶん)。総排泄口の形である程度それらしく見えます。

現在、メダカを与えていますが、他のピパの仲間は固形飼料にも餌付いてくれるので、ピパピパも食べてくれないか試してみたいと思います。

まだ小さいので気が早いとは思いますが、
やはりピパピパといえばあの繁殖ですよね。ピパパルヴァについては昨日のブログに写真を載せていますが、あり写真から2週間ほどして何とかオタマジャクシまでは孵ったんです。ピパピパは亜成体で出てくるんで是非それを目指して鋭意努力中?

でも、ピパピパは成体で15㎝くらいになるんで90~120㎝クラスの水槽でないと難しいらしいのですが、60㎝クラス以下の水槽で何とかならないか考えています。何せ抱接したペアがバク転できる広さと深さが必要なんで素人には無理なのかもしれませんね。
2006/06/12 19:21 未分類 TB(-) CM(0)
今日からブログ始めました。

 これまでは、自分でブログ立ち上げてというのが面倒くさく思ってて、他の方々のブログにコメントするくらいだったのですが、やっと私も重い腰を上げてやってみようという気持ちになりました。
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    上の写真は、うちで飼ってしているピパパルヴァが卵を背負ったものです。
2006/06/11 19:20 未分類 TB(-) CM(0)
百人一首